第12回 お江の会 お江の会 企画検討会

第12回 お江の会
お江の会 企画検討会

●場所      最勝院(東京都港区)
●開催日     平成30(2018)年10月21日(日)
●参加者     7名

 今回は住職が紀州徳川家の史跡を見学した報告の後、お江の会での企画の見直しや、新企画を話し合いました。以下のような企画が出せれました


○お江の御霊屋(霊牌所)復元計画○江戸時代の料理再現(古い食器を使う)

○写真展(増上寺、建長寺、不動寺、恵林寺などお江の史跡を中心にして)

○見学会(荼毘関連の六本木の寺院参拝)

○江関連の寺院等訪問【建長寺(鎌倉)、不動寺(埼玉)、恵林寺(山梨)、天崇寺(新潟)、小谷城跡・竹生島(滋 賀)など】

○「江カルタ」制作

○各種勉強会
 2ヶ月に1回ペースの会でできること、みんなで楽しみながらできることを。

※この行事は終了しました

第11回 お江の会 上野、東叡山寛永寺参拝

第11回 お江の会
上野、東叡山寛永寺参拝

●場所      寛永寺(東京都台東区)
●開催日     平成30(2018)年8月26日(日)
●参加者     16名(ゲスト含む)

 増上寺と共に徳川家と縁の深い寛永寺。天海上人が京都や滋賀の神社仏閣、そして琵琶湖を模して東の比叡山とした東叡山寛永寺を会員とゲストと共に訪れました。徳川将軍の墓所をはじめ、徳川慶喜公が謹慎されたという葵の間などをお参り、見学したのち元寛永寺境内の上野公園を散策しました。

 そして名古屋からのゲストを迎えたこともあり、懇親会を寛永寺近くのお店で開催、徳川将軍の墓を増上寺と寛永寺で取り合ったなどという話に花が咲きました。

※この行事は終了しました

第10回 お江の会 崇源院に関わる増上寺境内の遺構

第10回 お江の会
崇源院に関わる増上寺境内の遺構

●場所      最勝院(東京都港区)
●開催日     平成30(2018)年6月17日(日)
●参加者     12名(講師含む)

 増上寺境内に残る江戸時代の遺構、増上寺塔頭寺院の建築物の調査研究の第一人者、建築家の伊坂道子先生にお越しいただいての勉強会。内容は「増上寺旧境内における最勝院と崇源院に関わる江戸時代の遺構」、「崇源院霊牌所のすがた」、「明治期:御成道の変容」で、伊坂先生のオリジナルの資料を拝見しながらの大変貴重で有意義な勉強会となりました。最勝院の歴史では、秋田山城守、小笠原相模守、そして井伊右大夫の大名家の宿坊であったこと、崇源院とともに合祀された天英院(六代家宣室)、広大院(十一代家斉室)、天親院(十三代家定室)、泰明院(十一代家斉女)も護る寺院との説明も印象的でした。

※この行事は終了しました

第9回 お江の会 企画展開催の検討会

第9回 お江の会
企画展開催の検討会

●場所      最勝院(東京都港区)
●開催日     平成30(2018)年2月18日(日)
●参加者     13名(講師含む)

 江戸東京博物館での「江〜姫たちの戦国〜」展(2011年1月〜)の開催に携わられた江戸東京博物館の齋藤慎一学芸員にお越しいただき、「最勝院で企画展を開催するとしたら」ということで、色々な話を伺いました。

 展示品の選定から展示交渉、運搬や保険、広報、宣伝など、そのご苦労とやり甲斐の話を伺えました。展示品が最低30点集めることからスタートという話に一同納得。かつて、最勝院で開催された「お江展」で展示された江所用の雷中阿弥陀如来立像、供養の経箱。画僧忍梅筆法然上人像など最勝院に伝わる宝物を初め、徳川家にまつわる掛け軸などでできるかを検討していこう、ということになりました。

※この行事は終了しました

第8回 お江の会 勉強会 崇源院・お江の基本事項

第8回 お江の会
勉強会 崇源院・お江の基本事項

●場所      最勝院(東京都港区)
●開催日     平成30(2018)年1月20日(日)
●参加者     11名

 会員内で戦国時代の歴史に詳しい会員による勉強会を開催しました。内容は「お江の関わった人々」、「お江やその周辺の人々の肖像画について」、「お江、徳川御台所たちの墓所について」、「最勝院の徳川家康像について」とお江を中心にした話で、豊富な資料とともに解説いただきました。

 お江は落城惨事に2度遭い、3度の結婚という波乱万丈の人生でしたが、織田信長の姪、豊臣秀吉の養女、徳川家康の義理の娘、徳川秀忠の妻、徳川家光の母、後水尾天皇の義理の母、関白九条忠栄の義理の母という稀有な肩書きの女性なので、色々調べると面白いに違いない、ということになりました。

※この行事は終了しました

第7回 お江の会 「お江の宮殿」見学会報告ほか

第7回 お江の会
「お江の宮殿」見学会報告ほか

●場所      最勝院(東京都港区)
●開催日     平成29(2017)年11月26日(日)
●参加者     6名

 東京目黒の祐天寺の特別公開「旧崇源院御宮殿」見学の報告会でした。

※この行事は終了しました

第6回 お江の会 祐天寺「お江の宮殿」見学

第6回 お江の会
祐天寺「お江の宮殿」見学

●場所      祐天寺(東京都目黒区)
●開催日     平成29(2017)年10月13日(金)
●参加者     12名

 東京目黒の祐天寺の特別公開「旧崇源院御宮殿」をメンバー有志で見学しました。巌谷勝正住職のお心遣いで祐天寺研究所石川達也研究員に特別に案内、説明をいただきました。

 静岡宝台院から江戸時代の享保年間に祐天寺に寄付されたこの宮殿は、江戸東京博物館での「江〜姫たちの戦国〜」展(2011年1月〜)に合わせ修復、当展の目玉となっていました。現在は本堂奥の間に安置されています。施主は徳川家光の弟である徳川忠長で、兄と競うように兄が作った物と同じ物を作っています。そのおかげで、家光が施主となった作った宮殿は増上寺で焼失してしまいましたが、忠長施主のこの宮殿を目にすることができていま。

※この行事は終了しました

第5回 お江の会 二代将軍秀忠公の霊廟模型について

第5回 お江の会
二代将軍秀忠公の霊廟模型について

●場所      最勝院(東京都港区)
●開催日     平成29(2017)年8月27日(日)
●参加者     12名(ゲスト含む)

 平成27年、増上寺で徳川二代将軍秀忠公の霊廟模型が公開されました。この模型は1910年にロンドンで開催された日英博覧会の出品されたもので、実物10分の1のスケールで精密に復元されています。イギリス王室のロイヤルコレクションから貸与される形になっていますが、そのきっかとなったコールドレイク氏に最勝院に起こしいただき、お話を伺うことができました。

 なお、この模型は増上寺本殿下の宝物館で常時展示されていますので、ご興味のある方は是非お越しください。見学のコツは第4回をお読み下さい。

※この行事は終了しました

第3回 お江の会 「恵林寺参拝報告」ほか

第3回 お江の会
「恵林寺参拝報告」ほか

●場所      最勝院(東京都港区)
●開催日     平成29(2017)年4月30日(日)
●参加者     13名

会員の交流と情報交換会でした。内容は以下のようなことでした。
1)最勝院住職の「お江の霊廟遺構復元構想」の進捗状況について。
2)お江の亡骸が納められていた石棺(石造りのお墓の一部)が移された山梨県塩山のある恵林寺を参拝した会員の報告。恵林寺宝物館によるお江の石棺がもたらされた経緯など。
3)次回の増上寺参拝打ち合わせ。

※この行事は終了しました

第2回 お江の会 「不動寺参拝報告、増上寺霊廟について」ほか

第2回 お江の会

「不動寺参拝報告、増上寺霊廟について」ほか

 

  • 場所      最勝院(東京都港区)
  • 開催日     平成29(2017)年2月26日(日)
  • 参加者     10名

 

会員の交流と情報交換会となりました。以下のような話をしました。

  • 徳川家の将軍や正室の御位牌を祀る御霊屋である霊廟が増上寺に建立されました。ですが、その多くが戦争での空襲で焼失。しかし、お江(崇源院)の丁子門、秀忠(台徳院)の勅額門などはその難を逃れ、戦後、埼玉県狭山の不動寺に移築され、現存しています。その門を見学された会員の報告。→当会での見学会を計画。
  • 最勝院住職の「お江の霊廟遺構復元構想」を増上寺友田達雄執事長に相談した旨の報告。その内容は神奈川、埼玉、山梨に現存する江戸時代に作られたお江の霊廟建築物をふたたび増上寺に復元するという構想。加えて徳川宗家の博物館も併設などでした。
  • 豊臣家、徳川家に詳しい当会の会員に増上寺に関わる資料の話を伺う。江戸図屏風(国立歴史民族博物館)、西福寺(東京台東区)、徳願寺(千葉行徳)、満願寺(神奈川青葉区)、増上寺の寺領(神奈川川崎)、東京名所図会などなど。
  • 元増上寺に勤務され、学芸員の資格もお持ちの当会会員に増上寺、とりわけ徳川家霊廟に関する話を伺う。増上寺の境内地移転、寛永寺霊廟、建造物移築や燈篭移転、などなど。

※この行事は終了しました