第2回 お江の会 「不動寺参拝報告、増上寺霊廟について」ほか

第2回 お江の会

「不動寺参拝報告、増上寺霊廟について」ほか

 

  • 場所      最勝院(東京都港区)
  • 開催日     平成29(2017)年2月26日(日)
  • 参加者     10名

 

会員の交流と情報交換会となりました。以下のような話をしました。

  • 徳川家の将軍や正室の御位牌を祀る御霊屋である霊廟が増上寺に建立されました。ですが、その多くが戦争での空襲で焼失。しかし、お江(崇源院)の丁子門、秀忠(台徳院)の勅額門などはその難を逃れ、戦後、埼玉県狭山の不動寺に移築され、現存しています。その門を見学された会員の報告。→当会での見学会を計画。
  • 最勝院住職の「お江の霊廟遺構復元構想」を増上寺友田達雄執事長に相談した旨の報告。その内容は神奈川、埼玉、山梨に現存する江戸時代に作られたお江の霊廟建築物をふたたび増上寺に復元するという構想。加えて徳川宗家の博物館も併設などでした。
  • 豊臣家、徳川家に詳しい当会の会員に増上寺に関わる資料の話を伺う。江戸図屏風(国立歴史民族博物館)、西福寺(東京台東区)、徳願寺(千葉行徳)、満願寺(神奈川青葉区)、増上寺の寺領(神奈川川崎)、東京名所図会などなど。
  • 元増上寺に勤務され、学芸員の資格もお持ちの当会会員に増上寺、とりわけ徳川家霊廟に関する話を伺う。増上寺の境内地移転、寛永寺霊廟、建造物移築や燈篭移転、などなど。

※この行事は終了しました